団体名   WPPC山口実行委員会
ジャンル セレモニー
タイトル WORLD PEACE 
PRAYER CEREMONY IN YAMAGUCHI
会場 ラグーンゾーン 
サンセットステージ
日時

9/16(日)
10:00〜12:00

内容

山口県民は純粋に世界の平和を希求していることを示すためのピースセレモニー。

 

WPPC山口実行委員会の大谷渉さんにお話をうかがいました。(01.09.12.Wed)

●WPPC山口実行委員会について教えてください。
私たちは、国家・民族・宗教すべてを超えて、世界人類の平和を祈る活動をしています。(財)五井平和財団という全国組織があり、その賛助会員なんです。WPPCは、“World Peace Prayer Ceremony”の頭文字です。日本語で言えば「世界各国の平和を祈る集い」、人類愛を表現するグローバルなセレモニーのことです。
WPPCは、1986年の国際平和年を記念して、ロスアンゼルスで初めて開かれて以来、現在までに世界のすべての大陸で開催されています。1990年には、国連本部でも開催されたんですよ。広島県の原爆ドーム前では、毎年8月6日にWPPCを行っています。
山口県内でも、もう20年以上、賛助会員のみなさんが活動しておられます。WPPCを行ったり、ピースポールという塔を立てたりすることで、「山口県民も心から平和を祈っているんだよ」ということを、表現しています。県内の神社や国道沿いには、『世界人類が平和でありますように』と書かれたピースポールが、200本以上立っているんですよ。

●きらら博でのWPPCの内容について教えてください。
ピースソング(平和にまつわる歌)を、歌い手さんが披露したり、WPPCの説明を兼ねて紹介したりします。中でも一番見ていただきたいのは、フラッグセレモニーで、これはみなさんにぜひ参加してもらいたいんです。
世界中の国や地域の平和と人類の幸せを願って、国旗を掲げながら、声をそろえて一国一国の平和と幸せを祈ります。今回は、191カ国と、その他のすべての地域の平和を願います。
『世界人類が平和でありますように』という言葉は、日本語だけでなく、世界の84つの言語で言われているんです。英語で言えば、『MAY PEACE PREVAIL ON EARTH』となります。今回は、例えばボイスリーダーが「アフガニスタン」と国名を言ったら、アフガニスタンの国旗を掲げ、みんなで「May peace be in Afghanistan.(アフガニスタンが平和でありますように)」と唱えます。
今回のスタッフ190人も唱えますが、見に来られたお客さんも一緒に、声を出して、一国一国の平和と幸せを祈っていただけたらと思うんですよ。また、ステージに上がって、一緒に旗を振ってもらいたいとも思っています。

●191もの国名を口にすること自体、私たちにとってあまり経験のないことですね。
そうですね。聞いたり、声に出したりすることで、世界の国々のことを思ってもらえると思います。そこからさらに、国や人種や宗教という枠をとっぱらって、「みんな同じ人間、同じ地球人なんだ」という感覚を持っていただけたらいいなと思うんです。
自分の国だけ、自分と同じ人種だけ平和でも、それは平和ではありません。「国境なんてないんだ、みんな一人の人間と人間なんだ」という感覚を持っていないと、これからの時代はダメだと思うんです。
「世界中のみんなで心をひとつに合わせて、共に平和を祈りましょう」という、純粋な気持ちを持って活動しています。今まで特に広報活動をしてこなかったのですが、ゆっくりと、でも確実にこの輪が拡がっているんですよ。この地球に住んでいる人の中で、こういう思いを持った人が増えていっているということなんでしょうね。

●きらら博に来られるお客さんに、メッセージをお願いします。
みなさんも、世界の平和に目を向けてみて下さい。このセレモニーを見て、みなさんに「世界が平和になればいいな」と、少しでも思ってもらえると、とても嬉しいです。
スポーツゾーンのサンセットステージへ、ぜひいらっしゃってください。そして、一緒に旗を振り、平和と幸せを祈りしましょう。お待ちしています。