団体名   きららネット#2
ジャンル ミュージック
タイトル 山口の詩(うた)と歌 
みんなでつくる「きららサウンド」
会場 やまぐちホール
日時 7/20(祝・金)
10:30〜12:00/
15:00〜16:00
内容 山口県らしい素材(人物)をもとに山口らしい「きららサウンド」をみんなでつくりあげてゆきます。

 

きららネット#2(ユニット・ツゥ)チームの事務局をしておられる、東幸緒さんにお話をうかがいました。(01.07.10.Tue)

●どうしてこの企画をされることになったんですか?
  いのちの大切さが問われるこの21世紀に、音楽で「いのち」というテーマを表現できたらと思ったんです。山口で「いのちの燦めき」と言えば、『金子みすゞ』や『種田山頭火』『中原中也』『まどみちを』といった、山口県を代表する詩人俳人が思い出されますよね。そういった詩人俳人の作品を音楽仕立てにし、「いのちの眼差し」を表現出来たらいいな、という思いがあります。

●音楽仕立てというと、どんな表現方法になるんですか?
  言葉で表現するのは、少し難しいんですよ。ん〜、「音を楽しむ」という感じですね。参加者みんなが、思っていることを音で表現するんです。 例えば『種田山頭火』と言っても、みんなの描く山頭火のイメージは、きっとそれぞれ違うでしょう?ある人は雨を連想するかもしれないし、ある人は旅を連想するかもしれない。そのイメージを音で表現するんです。使う楽器もさまざまですから、いろんな音色がいろんなリズムで奏でられるわけです。ヴァイオリンとフルートのセッションもあれば、サックスと太鼓の会話もある。楽譜が読めなくたって、みんな参加出来ます。手や足など、体の一部を使って、自由に表現したらいいんですからね。 もちろん合唱や独唱、朗読や楽器演奏もあります。ステージの背景に、その詩(うた)の内容に関連する写 真やイラストを出していく予定です。

●それをまとめる指揮者さんは大変そうですね。
  そうでしょうね。指揮をされるのは、山口県立水産高校の校長である山崎凱千さんです。もとは音楽の先生をしておられた方です。山崎先生の頭の中では、当日のイメージが素晴らしいものに仕上がっているようです。 当日は、空手家や尺八奏者、阿知須(あじす)中学校や知的障害者施設のブラスバンドなど、さまざまなジャンル・年齢層の方が参加されます。

●それでは最後に、会場に来られるお客さんにひとこと
  みんなで参加し、みんなで創る音楽会です。面白そうだと思われた方は、当日、音の出るものを何でもいいので持って来てください。楽譜は読めなくても大丈夫です。一緒に参加して、音を楽しみましょう。