団体名   日本アマチュア無線連盟
山口県支部
ジャンル アマチュア無線イベント
タイトル 山口きらら博より
21世紀の新世界に向けて
会場 スポーツクラブハウス
日時 7/14(土)〜9/30(日)
内容 アマチュア無線による夢と希望の発信。現代のラジオ少年を育てます。

会場設営準備でお忙しい中、山口県支部長の石津和彦さんに、少しだけお話をうかがいました。
(01.07.11.Wed)

 

●アマチュア無線について、教えてください。
 私はね、20世紀のITは、マルコーニが創ったと思うんです。そして21世紀のITを創ったのは、ビルゲイツだと。 イタリア人のマルコーニは、1895年に世界初の無線通信実験を成功させた人です。この実験から、アマチュア無線の歴史が始まったと言っても過言ではないでしょう。 アマチュア無線をする私たちは、電波法という国際法によって守られています。アマチュア無線は、誰にでも理解できるように暗号を作ってはいけないんです。いわばガラス張りの世界ですよ。しかし、“相互信頼”のもと、お互いの出す電波は守られていました。 ところが、ビルゲイツは、暗号を作った。IDやパスワードを用い、一方的な発信が出来るようになり、相互信頼が崩壊してしまった。ビルゲイツは、結果 として人間不信をもたらしてしまったと、私は思うんです。 さて、20世紀の“相互信頼”が、21世紀にどう持ち込まれるのか、見物ですね。その点で、アマチュア無線は不滅です。

 

●このスポーツクラブハウスから、79日間ずっと情報発信されるんですね?
 そうですよ。きらら博期間中、県下から140人以上のメンバーがここに集います。下関や岩国、萩からも来ますよ。8月上旬は、宇部短大附属中学校の生徒がここを運営しますよ。彼らは、素晴らしいラジオ少年です。

●アマチュア無線のことを知らないお客さんが、ここに来てもいいんですか?
 えぇそりゃもう。アマチュア無線をするのに必要な免許を取る過程や、マルコーニについての説明が、パネルになっています。もちろん聞かれたら、いろいろお話ししますよ。あなたもまた、来て下さいよ。 みなさん待っています!